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消費者金融ブログ

更新履歴その他管理人の思いつきを文章にしていきます。
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フィナンシャルジャパン三月号

久しぶりに木村剛氏監修のフィナンシャルジャパンを
ごそごそ引っ張り出して読んでいました。
楽天の三木谷社長が表紙の今年三月号。
三木谷氏はロングインタビューの中で、
次のように指摘します。

「ジャーナリズムvs.キャピタリズム」という対立構造で
イメージするのは正しくない。


このくだりを読んだとき、少し古いですが
榊東行氏の「三本の矢」を思い出しました。

オプティミズムの経済学vs.ペシミズムの政治学

主人公の若手財務官僚紀村によって
このような指摘がされていました。
もちろん、この構図は別の登場人物(の心中)によって
いろいろツッコまれています。

このような単純な構図は問題を整理する上では有用ですが、
それに固執したまま現実を当てはめようとするのは危険です。

原理主義の台頭は、いわば、マス・ヒステリア現象であり、
現実的な問題解決の複雑さに、
知的に耐えられない大衆的インテリたちの
敗北の告白に近いものだということができるのではないだろうか。
     -「進歩主義からの訣別」榊原英資-

ここまで言うと乱暴なのですが、
それでもどこか相似形に思えてきます。

さておき、今回ちょこっと言いたかったのは、
マスコミによって作られ、広められていく
シンボリックな言葉の危険性について。

枝が取り払われた分かりやすい言葉は、
伝達力に充ち満ちています。
メディアの見出しにも収まりやすく、
あっというまに自己増殖して巷間駆け巡ります。

で、勝手に流れた社長像、企業イメージが
一人歩きして理解(誤解)されて浸透していきます。

伝達力溢れる言葉が流された場合、
それを覆すのは容易なことではありません。

「ジャーナリズムvs.キャピタリズム」。
このような分かりやすい言葉を流されたら
否定するだけで精一杯でしょう。

しかし、伝達力のある分かりやすい言葉で
先手を打つことができたなら、
これは大きな力になります。

小泉首相の先の解散総選挙が
まさにそれでしたよね。お見事でした。

いつの時代もメディアの影響力は甚大です。
その影響力を思えば思うほど、
各企業、各著名人サイドがそのイメージ管理に
積極的に費やしてきた時間は少なすぎるのではないでしょうか。

もっとも、主導権を握っているのはメディアなので
そう簡単なことではないと思います。
しかし、あれほどメディアに嫌われていた(?)
小泉首相の見事な手法を見ると、
できなくもないことに思えてきます。

最後に、やや腰砕けな一節をご紹介します。

よく知らないくせに文句言ってる。
まちがえて理解して、勝手に腹立ててる。
なんでもないことにびっくりして、
かんちがいして感動してる。
きっとそんなもんばっかなんだろう
     -「エジプトが好きだから」
        ムラマツエリコ&なかがわみどり-

知らない人にとっては噂話こそが真実。
だからこそ正しいイメージを伝えましょう。
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